私自身が元々スターツグループのような家族経営的な会社を作りたいと考えておりました。不動産会社といえば個人の売上数字がいくらとか歩合はいくらかなど、お客様を売上数字として見てしまうような会社や個人が多い印象ですが、私たちは個人というよりはチームで仕事をすることを大切にしています。そして新入社員からベテラン社員に至るまでがお客様に喜んでいただけることを最優先に考え、その対価としてお金をいただいていると考えています。社員が家族のように互いを支え合い、チームとして成長していくことを意識し、社内外で十分にコミュニケーションをとることでお客様第一に動くことができるチームを目指しています。

完全に業界未経験者を採用するようにしています。 不動産業界で働かれていた方はどうしても売上数字にピントが合ってしまっている方が多い印象です。私たちの会社の使命はお客様に喜びを感じていただく事です。 ピタットハウスの理念でもありますが、ホスピタリティをもった対応ができ、それが自身の喜びになる人間でないと私たちの会社には不向きかなと感じます。社員研修はピタットハウスの年間研修を活用させていただいています。社員は研修に参加することによってピタットハウス650店舗の規模感を実感できたり、同じ研修を受講した他店舗社員との横のつながりができたりと大いに刺激を受けているようです。また現場では細かく教える時間的余裕がない実務内容も研修では深掘りして教えて頂けるので大変助かっています。さらに賃貸営業から売買営業へのステップアップ研修など研修メニューが多彩なので社員の成長度や意欲に合わせて受講をするように計画しています。

ここ最近は賃貸仲介だけでなく売買仲介でのブランド力の向上を実感しています。やはり俳優の鈴木亮平さんを起用したCM効果は抜群で、委任獲得や販売の際に、以前なら競り負けることもあった大手財閥系・電鉄系の不動産会社にも競り勝つケースは何件も出てきています。また永く事業を続けてきたことで以前に賃貸でお住まいを仲介したお客様が、今度は購入で来店いただけたり、ご両親が高齢なので実家を売却したいという相談等、お客様の人生の節目でピタットハウスに依頼をいただけることがとても嬉しいです。これはピタットハウスで賃貸・売買の両方をバランスよく運営してきたからこそだと思います。

私がスーパーバイザーに必ず聞いていることは市場感です。例えば沿線のお客様の流れであったり、エリアの不動産の動き等になります。ピタットハウスのスーパーバイザーは実務経験豊富で複数の店舗を兼務していらっしゃるのでそのあたりの旬な情報をいただけて助かっています。時には当社スタッフの個別面談をお願いすることもあります。社外の人間と話をすることで溜まっていたストレスをガス抜き出来たり、営業不安に対する相談や改善策の提案等をいただいています。